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互心会剣道クラブ
 
 
   井上光司先生へのインタビュー

 
今回は、お子さんおふたりとも、互心会に所属され、奥様はいつも温かく応援されている
素敵な剣道一家の井上光司先生へのインタビューです。
 
■段を教えてください。
 
4段です。
 
 
■最初に剣道に出会ったのはいつですか?
 
小学校2年生のときに始めてます。自分の記憶では定かではないのですが・・・。
転居したのを機に、毎日けんかに明け暮れていた私を見かねて、母が隣町の道場まで
通わせたみたいです。
当時は空き地に建つ不思議なプレハブ小屋で、何故か木枠の窓甲子はガムテープだらけ。
謎はすぐに解けました。当時の稽古は最後に組討で終わる為、吹っ飛ばされた子供たちが
激しくぶつかってみんな壊れちゃったんですね。
かく言う私も初めの頃は、胴も面もほどけ落ちて竹刀も取られ、最後は泣きながら先生の腕に
飛びついて、噛み付いたらようやく稽古が終わり・・・なんてありましたね。
当時の自分としてはそれこそ決死の覚悟で先生に飛び掛っていました。
でも、あんなに泣いてたのに、何故か終わるとケロッとしてて
噛まれた先生(お巡りさん)も笑顔で「強くなったな。」って、痛かったろうに・・・。
そんな不思議なとこでした。 
子供心にはすごく怖かったけど、でも、楽しくて・・・結局、通っちゃったなあ。
 
 
 
そうですか、転校生ゆえの体験をなさったのですね。
 
元気いっぱいだった光司少年を剣道へ導いて下さったお母様は、今でもご健在で、
おじょうさんのあすかちゃんによるとオズの魔法使いの劇中に出てくる「西の魔女」に
そっくりだそうですね。きっと、お孫さんたちにも魅力的なおばあさまであられるのですね。
 
 
 
■今までで 印象に残っている試合をいくつか教えてください。
 
 何だろう?
 
小3で初めて出た大会で決勝戦・栗田君(名前だけは覚えてる!)に負けて悔しかったこと。
(奴は引き胴も外しまくって、それも痛かった・・・。)
中3のとき地区大会で優勝したときに帰り道で仲間と見た夕日とか良く覚えてますね。
 
小3の対戦相手のお名前を今でも覚えておられるとは、本当に印象に残られたのですね。
また、中学の地区大会優勝、おめでとうございます。どんなにか美しい夕日だったことでしょう。
 
 
■得意な技は、何ですか?
 
 無鉄砲な面ですね。反省点も多々ありつつ・・・やっぱり面が好きです。
 
 
さすが、井上先生!!真っ向勝負の潔さを感じます。
 
 
 
■剣道をやってきてよかったと思うことはなんですか?
 
 高校で受験を機に18年も離れていた剣道の世界が、再開した現在、こんなにも家族や
地域とのつながりを自分にもたらしてくれる様になったことは本当に驚きです。
 先日、県立武道館で、はるか愛知県の高校時代の剣道部仲間と再会を果たしました。
しかも部員同士夫婦になって!(笑)
 こんな縁も、剣道ならではなんでしょうね。
 
 
■その18年後の剣道 つまり互心会に入られたきっかけを教えてください。
 
それまですることもなく、運動不足の解消にゴルフ練習場でも、と思っていたのですが
「辻堂 剣道」で検索したところ「互心会」がヒットしまして、その時は明治中学に
伺いました。
そこにいらした西村先生が光って見えまして、「よし、これをやろう!」と突如思い
立った次第です。
  
 
西村先生!! すばらしいです。
 
 
■ お子さんおふたりとも剣道をなさっているので、周りの方々は羨ましいと
   思われる方が多いと思います。
   心がけていることなどを 教えて下さい。
 
 こと指導に関しては、自分の子供のことは、他の先生にお任せすることです。
  (・・・のつもりです。)
 ですから、自分では一緒に稽古をしている同門仲間みたいな感じですね。
 (あ、でも親の独りよがりかも?)
 
 昇くんもあすかちゃんも とても頑張り屋さんですてきな少年少女剣士ですね。
 おっしゃるように、ご家族の中に強力な仲間がいるようにお見受けします。
 
 
 
■ 互心会の皆さんへ 一言お願いします。
 
 皆さんと、稽古ができることを本当に感謝しています。
 
 剣道は強くなることを目的の一つとしていますが、決してそれだけに終始する
 ものではないと
 
 私は思っています。剣道の楽しさ、面白さ、人との繋がり、苦しさを乗り越えた
 ときの達成感、礼節、尊敬する心、やさしさ、いたわりの気持ち・・・
 いろいろな場面でいろいろな気持ちを稽古に
 
 来ている皆さんと共に感じられる事、そしてその仲間が少しずつ成長している様を
 目に出来るのは本当に大きな楽しみです。これからも長くお世話になりますので
 宜しくお願い致します。
 
 たくさんのインタビューに丁寧にお答え下さりありがとうございました。
 
 どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
 
  
  
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